無線機
無線機とは、伝送路として線を使わず、電波を飛ばして通信を行う機械をいい、「無線」や「ワイヤレス」とも言われます。
無線機の分類
無線機は、一般的に「受信機」、「送信機」、「一体型」の3つがあります。受信機とは、電波を受け取り、受信するだけの物を言います。それに対し、送信機は送信するだけのことを言い、一体型は受信と送信できる物を言います。受信機の例として、アナログテレビやラジオなどが言えると思います。送信機は、電波塔などがあります。一体型は携帯電話やトランシーバーなどが当てはまります。
今回は、無線機の中でも、「一体型」と呼ばれる送受信可能な物を挙げていきます。
無線機のメリットは線が無いことなのですが、それ故に、安定性に掛けること電波を飛ばしているから、盗聴に心配があることなどが挙げられます。有線通信の場合は、伝送路としての線がありますので、その「線」さえ問題なければ、その安定性は随一と言っていいでしょう。しかし、場所を移動しての通信は難しいです。それを解決してきたのが、無線機なのですが、無線機ゆえのデメリットもあるのです。
安定性に掛けるというのは、電波が届かない場所などでは使えないという事です。有線通信でも、線がつながっていないところでは聞こえませんが、基本的に、線さえつながっていれば、世界各国どこへでもつながることができます。パソコンでのインターネットを思い出してください。WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)というように、世界をまたに掛ける網状の通信網(クモはいない)のおかげで、中国、アメリカ、フランス関係なく、通信できますね。
盗聴が心配とは、電波を飛ばしていることに掛けます。基本的に電波を受信している物は同じ周波数を使って、送受信を行います。そのため、その周波数さえ分かれば、同じ周波数に設定を行えば、その会話は簡単に受信できるようになるという事です。盗聴器マニアと呼ばれる方は、盗聴器の周波数を探り当て、盗聴を行いますが、それと同じ原理ですね。もちろん携帯電話なども盗聴されることもあります。
注意しなければなりません。
社会との関わり
近年では、無線機と社会、特にビジネスでは、大きな関わりを持ち始めているようです。よくタクシーに乗ったりする人やパトカーなどでも、無線を使っているのを知っているでしょう。タクシーの場合は、今どこにいるかを確認して、どこそこに向かって欲しいというのを無線を使って連絡を取っています。警察では、無線を使って、応援を呼ぶこともありますね。こういった使われ方もあります。他にも、アミューズメントや飲食店でも、使われるようになっています。
広い範囲や、従業員全員に連絡するときなどに使われ始めています。
他にもレジャーなどでも使われています。冬にはスキー場などで主に使われると思います。スキー場などは、電波を遮る物がほとんど無いので、数km離れていても、きちんと相手に伝わります。天気がいいときなどは、それほど必要ないのですが、雪の降り方が激しくなった場合などは、相手が見えないこともあります。そんなときに、全員に呼びかけるときなどに向いています。
携帯電話では、呼びかける際には、1人1人に電話を掛けなければいけませんが、これなら全員に、一度に呼びかけることもできるので、便利です。このような感じで社会と関わっています。
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2021/5/27 更新