無線機と免許
特定小電力トランシーバーなどのような物は誰でも扱えますが、免許が必要になる物もあります。
免許について
基本的に、特定小電力トランシーバー意外は、免許が必要になると言っていいでしょう。この試験には、受験資格というものは無いので、税理士などのように受験するにも、ある条件をパスしていなければならないという事はありません。そのため、いきなり1級から受験しようが、小学生未満が受験してもいいようです。つまり、受験の問題文さえ読めれば、特に問題ないと考えられます。
この試験の名前は、「アマチュア無線技士」で4級〜1級まであるそうです。この試験はれっきとした国家資格でもあります。試験の難しさは、漢字能力検定と同じくらいと言われています。しかし、第4級の問題に関しては、きちんと問題集を行えば合格できるレベルと言われ、幼稚園の女の子が合格したということもあるぐらいなので、このホームページの漢字をしっかり読める方は、勉強さえしっかり行っていれば、問題ないレベルだと思います。
このアマチュア無線技師は4級と3級なら、JARD養成課程講習会を経て、修了試験に合格すれば、国家試験を合格したのと同じ効力を持つ、つまり、無線従事者免許証をもらうことができるのですが、22,750円の費用が掛かります。しかし、その代わりとして、ほぼ確実に取得できると考えられます。試験日は、年に4回〜12回と曖昧のようですから、4級と3級を受けるつもりなら、「財団法人 日本無線協会」に問い合わせてみることをオススメします。
無線局開局
アマチュア無線を行う際には、国家試験に合格した後、免許申請を行ってください。その後、免許が届くはずです。届いたら今度は、開局申請を行わなければなりあせん。ただし、基本的な無線機がないと、開局申請ができないそうですので、先に購入しておくと良いでしょう。無線機の購入が難しいと言う方は、近所にあるクラブ局のメンバーになれば、そのクラブ局の運用はできる事になりますので、必要なら考えてみましょう。その場合は、免許さえあればいい事になります。
このクラブ局は、中学で運営している所もあれば、企業で、あるエリアでと言う所もあるそうですので、探してみることが重要です。インターネットでも「クラブ局」で検索すれば結構あるようですので、案外楽に見つかるかもしれません。
しかし、アマチュア無線化として開局申請をパスしなければ、自分のコールサインをもらうことはできません。コールサインとは、無線局を識別するための名前で、日本では、JA〜JSと割り当てられているようです。JAPANだからJAでしょうが、それでは足りなくなったのでJSまで、追加されたのではないかと思います。開局申請に関しては、市販の開局申請用紙を購入し、記入して提出します。提出先は「TSS株式会社」か管轄する地方の総合通信局となります。
ちなみに、最近では、市販の開局申請用紙を買わなくても、開局申請資料をダウンロードして、A4サイズでプリントアウトした物に記入し、提出しても良いそうです。開局申請資料に関しては、「無線局 開局申請資料」で検索すれば見つけることができるはずです。ただし、その際は、そのホームページの免責事項、または注意事項をよく読んでから、使用するようにしてください。
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2022/12/12 更新